西の魔女が死んだ
小説好きの友人が〝最も好きな本〟と豪語する一冊を読みました(*'▽'*)!
『西の魔女が死んだ』
これまた衝撃的なタイトル。。。
17年前の本ですが、未だに本屋で「夏のオススメ図書」になってました( ゚д゚)
英国生まれのおばあちゃん、西の魔女のもとへ
ーあらすじー
物語は「魔女がー倒れた」というところから始まる。
中学生のまいは学校に行けなくなってしまったことをきっかけに、祖母の元で暮らすことになる。まいの祖母は「魔女」の家系で、この「魔女」は「身体を癒す草木に対する知識や荒々しい自然と共存する知恵。予想される困難をかわしたり、耐え抜く力」があるという。「魔女」になりたいと思ったまいは、そこから「魔女修行」を始める。
魔女に大切なのは、
「意志の力。自分で決める力。自分で決めたことをやり遂げる力」だと。
そしてその訓練は、「早寝早起き、規則正しい生活をすること」から始まった。
西の魔女が残したものは。。?
まいのこころの変化、幸せに生きるためのヒントが描かれている作品☆
「自分で決断」することの力強さ
まいが立ち直っていく過程、こころが変化しているところで、
「幸せに生きること」ってどういうことなんだろうなって考えさせられました( *´艸`)
おばあちゃんがまいに言ったことば、
「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって誰がシロクマを責めますか」
じ~ん。。!!!
そうだよなぁ~。どこに身を置くか、何を選択するかは全部自分次第っ(=゚ω゚)ノ
おばあちゃんがまいが「自分で決めること」を待ち続けている姿勢にも感動✨
そして待った先にある、まいの「決断の力強さ」にも感動✨✨
これ、私自身も普段から感じていることでもあるのですが、
「自分で決める」って強いなって思います('ω')ノ
例えば、人から10回同じことを言われるよりも、
1回自分で失敗して気づいて決めることのほうが、
理解度何倍もあるし、心意気も違うな!!って☆
おばあちゃん、西の魔女が教えてくれたものは、
「人が生きるに必要なこと」(*´з`)
本来、大事にしていくことってこういうことだよなぁ~ってことが書かれていました♪
ことばの表現も面白く、「西の魔女の世界」に入り込む一冊でした(*'▽')☆彡
個人的には「ゲンジさん」という男性も、ピリリとした刺激とウルッとくる一コマがあり、いい感じです♪笑