原田マハ『ロマンシエ』
大好きな小説家、原田マハさんの最新作を読みました(≧▽≦)
『ロマンシエ』♪
こんなラブコメディみたことないっ!!!
原田マハさんのコミカルな世界観が大好きです~(*´▽`*)♡
乙女な男子のラブコメディ!
この本の主人公は、小さいころから絵を描くのが大好き、女の子の遊びが大好きな乙女な男子、道明寺美智之輔。
同級生で好意を持っている高瀬君に想いを寄せるが、告げることなく、パリに留学する。そのパリで知り合った、ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔の❝羽生光晴❞という女性。彼女は美智之輔が大好きだったハードボイルド小説、<アベザメ>の著者だった!!!
リトグラフ工房idemで匿われている羽生美晴と急接近し、サポートする中で新たな展開が!!!
乙女な男子の女心にぐっときて、恋する乙女ってこういうことか~♪と。
美智之輔の妄想劇が面白い!
ストーリーももちろん面白かったのですが、高瀬君に想いを寄せる美智之輔の妄想劇がほんっと面白いです!
冒頭から、妄想が繰り広げられていて、あれ?これって高瀬君もまんざらでもないんじゃ??と思うほどでした(笑)
美智之輔の男っぷりが面白い!
ネタバレになっちゃうので、どのシーンかはいいませんが、
美智之輔が時々みせる男っぷりにもウケました(≧▽≦)
代表作は、
「いますぐ表に出ろやコラ」!
。。。完全に男の部分やぁ~\(◎o◎)/!ww
「君が叫んだその場所こそが、ほんとの世界の真ん中なのだ。」
美智之輔が受けた、このことばにかなりぐっときました。
「君が叫んだその場所こそが、ほんとの世界の真ん中なのだ。」
自分の想いを堂々と伝えること、
自分が主人公で、どうなるかは自分次第だということ、
いろんな想いが詰まった一言だな、と考えさせられました( *´艸`)♪
小説と展覧会の奇跡のコラボ!
また、この本のすごいところは、小説と展覧会のコラボが実現した!ということヽ(‘ ∇‘ )ノ
なんと!原田マハさんが直々にお願いして、
「パリのリトグラフ工房「idem」で制作された作品の展覧会を日本で開催する」をほんとに実現させてしまったのですーーーΣ(・ω・ノ)ノ!
原田マハさんの「度胸と直感」!と書かれていました♪
小説と展覧会がコラボされてるなんて、ほんと素敵だし、
全部まとめてひとつの作品なんだな、と思いました♪
原田マハさんの想いがふんだんに込められている、最高に面白い作品でした~(*´∇`*)