【書評】喜多川泰『株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者』
今回は大好きな喜多川泰さんの本を読みました(^^)/
『株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者』です!
人生を変える★喜多川泰さんといえば?
喜多川泰さんは、98年に横浜で学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視した新しい学習塾として注目を集めました☆
その後、著者としても活躍し、「賢者の書」や「君と会えたから・・・」などベストセラー作家に!
個人的に大好きな本として「上京物語」や「運転者」があります(*^^*)
元々本が苦手だったわたしが本好きになれたきっかけの一つでもあります(*´▽`*)
なんたって物語のなかに大きな気づきがあり、読みやすい!!
10年後に宛てた自分への手紙☆
『株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者』は、2015年に出版された本です♪
主人公は、経営していた会社が破綻し、妻と娘に逃げられた、新井英雄という男。そして英雄が再就職で決まった会社が「株式会社タイムカプセル社」。
株式会社タイムカプセル社の仕事は、「手紙を預かって、届ける」こと。
ただ手紙を届けるだけなら郵便と一緒ですが、特徴なのは、「10年後の自分や息子に宛てる」など、長期保管したあとに届けていくこと!
英雄とタイムカプセル社の先輩社員吉川海人が、普通に配達しても届かない<特別配達困難者>に、10年後の手紙を届けていく、という話。
手紙を届ける先は、
友人宅を居候し続けている人、
ホテル暮らしを転々と続けている人、
恋人と駆け落ちして家を飛び出した人など、ほんと様々(。'-')
一枚の手紙をきっかけに、人生を変えていこうとするハートフルなストーリー♪
障害はチャンス!乗り越えて優しく、強くなる!!
ひとりひとりに驚くほどのストーリーがあり、
ひとつひとつのストーリーを読むたびに頑張ろう!という気持ちになりました\(^o^)/
また、人間的な厚みがある海人の言葉や、英雄のこころの成長もミモノです(@_@)/
ぐっときたことばもたくさんありました!
「世間からの風当たりが強いと感じたときに、怖くなって、萎縮してしまって、縮こまって、どこかに隠れたくなるのは、人間だから当然だと思う。だけど、向かい風が強ければ強いほど、翼を広げれば空に飛びたてるんだ。」
「苦しみを乗り越えれば乗り越えるほど、優しく、そして強くなれる。そしてその優しさ、強さは、周りの人たちの心に火をつける。」
障害を乗り越えた人はまじで強い!!!
闇の先には光がある。その光に向かって歩いた先が、人間の新しい人生のはじまりだ!と、スタートを思いきり切りたくなりましたヾ(*´∀`*)ノ