『モモ』時間どろぼうに盗まれたもの

ミヒャエル・エンデの『モモ』読みました(*'▽')

友人が、最も影響を受けた本とのことで紹介してくれて読んだのですが、

周りの人にいうと、

「おぉ!モモじゃん!!知らないの!?」

という反応が多く…

ものすごく有名な本だったことを知りましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

読んでみると…納得!!!(・_・D

面白いながらも、すごくいろんなことを考えさせられて、

しまいには、自分の在り方とか、ふっかいところまで考えさせられましたΣ(´∀`;)

まさに良書!!!✨

 

-------ここから若干のネタばれあります!!!!!------

 

「聞く力」をもつモモの物語

 

円形劇場の後に住みついた、小さい身体の❝モモ❞。

モモは、親友である掃除夫のベッポ、観光ガイドのジジや、子どもたちにとって欠かせない存在。

誰もがモモの周りに集まる!その理由は…モモの「聞く力」がすんごいから。

モモに話しているうちに、不思議と自分がどうしたらいいのかを導き出し、スッキリするそうです☆

だからこそ、みんなのあいことばは、

「モモのところにいってごらん!」♪

 

「聞く」ことって大事ですよね(*´з`)

「きく」には3種類あると聞いたことがあります♪

①聞く・・・言葉として聞く。耳に入っているだけ。

②聴く・・・傾聴のきく。耳を傾けて聞く。

③訊く・・・たずね訊く。

 

話を読んで、モモはまさに「③訊く」を実践してたんじゃないかなって思いました♪

 

時間どろぼうから時間を取り戻せ!!

 

ある日、時間貯蓄銀行の❝灰色の男たち❞が現れ、人々の時間を奪っていきます。

時間を奪われた人々は、いつもセカセカして心にゆとりがなく、ギスギスしていきました。

そんな灰色の男たち、時間どろぼうの秘密を知ったモモは、時間どろぼうから追われることに。。

そこへ現れたカメのカシオペアに助けてもらい、時間の外側に住む、マイスター・ホラにモモは出会います。

マイスター・ホラに助言をもらい、モモが時間どろぼうに立ち向かっていくストーリー♪♪

 

仕事に追われ、時間に追われ、どこかカツカツな現代社会を投影している作品でした(;´∀`)

子どもたちはもちろん、大人だってゆとりある時間を取り戻し、こころにゆとりを持つべきだよなぁ、と☆

人間が人間らしく過ごす「時間」について、めちゃくちゃ考えさせられました( *´艸`)

忙しいときこそ、今の時間はどういう時間なのか、何につながっているのか、自分と向き合うこと大事ですねっ♪