【書評】志村けん『志村流』
今年いちばん、大きな気づきをいただいた、志村けんさんの
『志村流』を読みました´ω`*
発想の転換になったり、勇気づけられる一冊になれたら・・ということで書かれた本です♪
職人“志村けん”の人生論
志村さんはザ・ドリフターズのメンバーとして大ブレイクし、
その後単独でも活動の幅を広げてきたお笑い芸人♪
「バカ殿様」や「変なおじさん」など、もはや知らない人がいないキャラクターを輩出し、お笑い界を引っ張ってきた人だと言えます(≧▽≦)
テレビ越しに、大笑いをたくさんいただいてきた志村さんですが、本を読んで、とにかく職人魂を感じました(((o(*゚▽゚*)o)))
公私共に付き合いがあった、放送作家の朝長浩之さんは
志村さんは、「本当の職人。お笑い、特にコントという部分において鍛錬に鍛錬を重ねてきた人だと思うんです。」と応えていました。
また、一生を二十四時間だと捉えたら、志村さんの(当時の)年齢はまだ夕方の五時。ここからアフターファイブ、まわりから作られてきた固定概念を取っ払って、素直に生きていく!と話している志村さんは本当にかっこいいなと思いました✨
その時その時を一生懸命生きよう!と(っ´ω`c)
志村さんはお金の感覚も絶妙でした。
「自分がいちばん大事にしていること、それは人間関係だったり、情報だったり、学問だったりするだろう。その自分にとって、絶対に必要なんだってものに、ためらうことなく大切なお金を使ってほしいんだ。」
無形なものにお金を使う。
大事なものに、とことんお金を使っているからこそ、大事な時に返ってくるし、粋な生き方になるんだなぁ〜(☆∀☆)
「人生において、路線変更はありだ」
昨日までの当たり前が今日の当たり前ではなくなり、何がいいのか悪いのか、、
向かっていた目標や方向はこれでいいのか、など、
迷う時が誰にでも起こることだと思います。
「人間、年取れば味覚だって変わる。」
「人生において、味覚の路線変更はありだ。」
と述べていました。
最初に決めていたことだから、と自分で納得させているのではなく、自分の“ものさし”を軌道修正するo(^▽^)o
本当はこうしたい、というところから軌道修正できるかが大事なんですね〜!
そして、個性溢れる志村さんですが、
まずは「自分が「これだ」と思ったことをマネしてやってみる」と!
徹底的にマネして、マネし切れないところにオリジナリティが生まれるそうです(^Д^)
志村さんが、いかに努力して、“志村けん”を作ったか、がしみじみとわかる一冊でした♪
“普通の感覚”を持っているからこそ、そこから結果にしてきた志村さんの生き方は、すごく勇気をもらえました!