レイ・ブラッドベリ『華氏451度』
友人からおすすめいただいて、普段なかなか読まなかった分野の小説を読みました♪
『華氏451度』です(=゚ω゚)ノ
1953年に書かれたSE小説で、1966年には映画化もされました☆
華氏451度〔新訳版〕
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本が禁止された世界で紛争するファイアマン(昇火士)
舞台は、本が禁止された世界。情報はすべてテレビやラジオで、本の所持禁止されている世界です。
書物が引火される温度である、「451」と刻印されたヘルメットをかぶり、本を見つけては焼き尽くすファイアマン(昇火士)のひとり、ガイ・モンターグが主人公です。
なんの不思議もなく、仕事を全うしていたモンターグが、クラリスという不思議な少女と出会い、考え方が大きく変わり、社会を変えようと奔走していく物語です。
モンターグが本のすばらしさを知り、日に日に変化していく様が面白いです(*´▽`*)
クラリスとの出会い☆
隣に越してきたクラリスとの出会いが、モンターグの変化のきっかけになります。
まさに、『パラダイムシフト』!!!(←当然だと思っていたことが劇的に変化すること)
そのクラリスがモンターグに言った言葉、
「始まりはどうだったの?興味を持ったきっかけは?・・・」
クラリスは物事がどう起こるかよりも、❝なぜ❞に興味を持つ少女☆
本を読まないモンターグは、歴史や背景を知らないことに疑問を抱き、社会への疑念と変わっていったのです☆
❝なぜ❞という根本を紐解いていくと、本質が分かっていくんだな、と思いました(*´з`)♪
迷いながらも道を切り開いていくモンターグ☆
「わたしは何年ぶりかで生きる実感を味わっておるよ。ずっと昔にやらなければならなかったことが、今やっとできている気分だ。」
クラリスが消えたこと、など様々なことがきっかけで、モンターグは社会に追われることとなり、そんなときに、理解者であるフェーバ―教授から言われた言葉です。
迷いながらも、社会に疑念を抱き、そんな中で勇気づけれる人が現れました(*^ω^*)
今の常識は正しいことなのか?
正しいことは誰が決めたことなのか??
いろいろ考えさせされました( *´艸`)
そして、とにもかくにも読書がしたくなりました(^O^)/